夏目雅子(女優)

夏目雅子

1985年9月11日肺不全のため死去(享年27歳)

  • 1985年2月14日 舞台公演中、極度の体調不良を訴える。
  • 2月15日 緊急入院し、急性骨髄性白血病と診断される。
  • 8月下旬 抗がん剤の副作用が原因とみられる肺炎を併発。
  • 9月11日 午前10時16分永眠。

当時は癌ということを本人に告知しないのが一般的でした。夏目雅子さんも「極度の貧血」とだけ告げられたそうです。
半年間あまりの抗がん剤治療で、白血病の症状は無くなりつつあったところ、抗がん剤の副作用による免疫力の低下で、肺炎を併発してしまい、その後意識不明の重体になり、肺不全で亡くなりました。

白血病の抗がん剤の副作用による脱毛に精神的苦痛を味わったことから、癌患者の闘病生活(特に脱毛の恐怖や、頭髪が抜けた後の患者の頭皮の負傷など)、寛解後の社会復帰を支援したいと、雅子さんの母を代表として、彼女の遺産をもとにして、癌患者へ無料でかつらを貸し出す組織、『夏目雅子ひまわり基金』が、1993年12月に設立されました。

白血病=夏目雅子と言われるほど、夏目雅子さんの白血病は有名です。
当時「急性骨髄性白血病」は不治の病と言われていて、効果の高い新薬は出始めていたものの、副作用も相当激しかったそうです。雅子さんはその副作用にも耐え、やっと寛解に到達した頃、肺炎になってしまったそう。
病気が発覚した時「這ってでも舞台に戻る!」と、頑なに病院へ行くことを拒み続けたそうです。
もっともっと、雅子さんの演技が観たかったです。

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