【6】入院初日 2回目の骨髄検査

2016年9月12日

徒歩で病院へ

バタバタと週末を過ごし、翌日月曜日、病院へ向かいました。
夫が車で送ってくれるって言ってくれたけど、相当忙しいのは分かっていたので断り、一人でスーツケースを片手に引いて、徒歩で15分・・・
普段なら普通に歩ける距離ですが、その時はとても遠く感じました。
途中、近所の人に会ったけど、多分、旅行にでも行くと思われたでしょう(笑)
自分でも、まだ入院という実感が無く、不思議な気持ちでした。

病院が家から近いということは、本当に楽でした。
家族の負担も、かなり違うと思います。
血液内科のある病院が家から徒歩圏内にあったことは、本当にラッキーでした。

初診の時、勤務先近くと自宅近くの病院で迷いましたが、結果的に自宅近くを選んで良かったです。台風に感謝しています。

病室

病院に到着すると、駐車場待ちの車が凄いことになっていました。
週の初めって、こんな状態なんだ・・・歩いて来て良かったって思いました。
窓口で手続きを済ませ、指定された病棟へ向かいます。
私が子供の頃からある病院なので、相当古い建物を想像していたけど、ビックリするくらいキレイでした。運よく、新しく増築されたほうの病棟でした。

初めての長期入院・・・精神的なことを考えて、個室にしてほしいと思っていました。
だけど「すみません。重病の患者さんでいっぱいなんです。」
簡単に断られてしまいました。
血圧と身長体重測定の後、病室へ。
案内された部屋は、ナースステーションから近い4人部屋の廊下側でした。トイレと洗面は各部屋にありました。
こじんまりしていたけど、ベッドから降りることなく手が届いて、それはそれで丁度良いと思いました。

病院案内を読むと、希望すれば有料で個室に入れるとなっていましたが、実際にはその時の患者さんの状況で、病院側で割り振る状態でした。
すべて病院都合で病室が決まったので、個室代を請求することは殆んど無いと聞きました。
内科は満床なことが多く、臨時的に別の科の病棟に入ることもありました。

最初の入院の時は分からなかったけど、その後、病室の割り振りには色々と意味があることが少しずつ理解出来るようになりました。
入退院を繰り返してから気が付いたけど、その部屋はいわゆる「重病患者」の部屋でした。いつ何時急変するか分からない、目が離せない患者が入る部屋。
そして、その部屋の中でも廊下側ということは、より緊急度が高いということ。「急性前骨髄球性白血病(APL・M3)」という病気は、そういう病気です。出血しやすく止まりにくい特徴があり、その出血部位が悪ければ即死することもある・・・

この時には、自分がそんなに深刻な状態だとは、全く考えていませんでした。

2回目の骨髄検査

看護師さんから入院の説明を受けて、主治医の先生が診察に来て、研修医の先生が採血をして、それから、レントゲン、心電図、尿検査。そして・・・またもや骨髄検査と言われました。
え~~金曜日にやったばかりなのに・・・まだ2日しか経ってないのに~~(泣)
だけど、前回痛くなかったからちょっと余裕♪って思っていました。

病室の隣の処置室に呼ばれて、腹ばいになります。
さぁ今回も余裕~~♪・・・??・・・じゃない~~?!
最初の麻酔から痛くて、さらに中々骨に針が入らない感じでした。
「あれ?硬い・・・」
と呟く声が聞こえます。
もう全然ベツモノでした。
めちゃめちゃ痛かったです(泣)
同じ処置とは思えない・・・

病室に戻って、痛かったと訴えました。
すると、
「すみません・・・ぼく2回目なんです・・・」
マジか~~(>_<)
実行犯(汗)は研修医のS先生でした。まだここにきて数週間とのこと。
どうもアタフタしてると思った・・・(汗)
人間誰でも初めてはあるし、経験を積んでいかないといけないし、最初から上手に出来るわけじゃないし・・・攻めても仕方ないので、
「そうなんですか~~私も2回目です(笑)」
って、笑って許してあげました。

後から知ったことだけど、外来で骨髄検査をしてくれたのは、血液内科で一番偉い教授先生でした。比べちゃ可哀相だけど・・・同じ処置なのに、こんなにも違うんだと思い知りました。
麻酔の量と針を刺すときの力加減でしょうか。
大学病院ならではの洗礼をいきなり受けた入院初日でした。

病名告知

そして、夜。
夫にも来てもらって、詳しく説明を受けました。
そこで正式に病名を告げられます。
「急性前骨髄球性白血病」
間違いじゃなく、ホントなんだ・・・私・・・白血病なんだ・・・
思わず、先生たちの顔を見ます。
教授先生の表情は穏やかでした。
並んで座る主治医のK先生が、資料を基に説明を始めました。

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