アンディ・フグ(格闘家)

2000年8月24日急性前骨髄球性白血病 (APL) によって死去(享年35歳)

  • 2000年8月始め 皮膚の感染症や発熱が続き異常を訴える。
  • 8月14日 日本へ向かう直前にスイスで受診したが、重篤な疾患は認められず。
  • 8月19日 来日後、受診し血液検査を行った結果、発病が判明し緊急入院。
  • 8月23日 容態が急変し、午後8時ごろから昏睡状態に陥る。
  • 8月24日 午後6時21分永眠。

一時は投薬治療によって小康状態となり、アンディ本人も『ファンの皆さん、とつぜんこのような状態に私が陥ってしまったことで、大変ショックを与えたかと思います。私自身、ドクターから症状を聞いたときには非常にショックを受けました。しかし、私は今自分が陥っている状況をファンの皆さんに告げることで、ファンの皆さんとともにこの病気と闘っていきたいと思います。今度の敵は私が闘った中でも一番の強敵です。しかし、私は勝ちます。ファンの皆さまの声援をパワーにして、リングと同じ時のように、最大の強敵に勝とうと思います。10月の大会は残念ながら出られませんが、日本でこの病気と闘い、いつの日にか必ず皆さんの前に現れたいと思います。頑張ります。押忍』とのファンに向けたメッセージをK-1側に託し復活の意思を示していた。

診断確定からたった5日で急死してしまったアンディ。
APLの特徴であるDICにより、おそらく脳または臓器からの出血が止まらなくなってしまったのが死因と思われます。
発見が遅れて出血が起きてしまうと、手術も出来ず一気に最悪の状況になってしまいます。
APLの一番怖い症状です。
スイスを発つ前に血液検査をしていれば、もしかしたら助かっていたのかもしれないと思ってしまいます。

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